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文化財研修記

初夏の奈良の国宝・文化財を訪ねて第7回・国宝の十一面観音像を持つ聖林寺

奈良県桜井市の多武峯(とうのみね)山麓にある真言宗「聖林寺(せいりんじ)」は藤原鎌足公の長男・定慧(じょうえ)和尚が和銅五年(712)に創建したといわれています。ここからは眺望が良く三輪山や大和盆地がみえます。尚この寺の本尊は石造延命地蔵で安産・子授けの地蔵として知られています。更に国宝の十一面観音像は木心乾漆(きずくりかんしつ)で、高さ196.4センチメートル、流麗な衣文(えもん)の天平時代後期の代表的な仏像です。元は大神神社の神宮寺であった大御輪寺の本尊でしたが明治の廃仏毀釈のとき、当寺に移されました。この寺の裏の山は小倉山であり万葉集に舒明天皇が読んだ歌「夕されば 小倉の山に鳴く鹿は 今宵(こよい)は鳴かず寝(い)ねにけらしも」(巻八・1511)京都の平安京が出来た時に同じ名前の小倉山を名付けたという。次回は天理市の石上神宮(いそのかみじんぐう)です。

1.聖林寺への案内看板
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

2.聖林寺下の墓地
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

3.聖林寺
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

4.聖林寺三門
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

5.聖林寺から三輪山と」大和盆地を見る
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

6.梵鐘
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

7.本堂その1
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

8.本堂その2
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

9.国宝十一面観音立像(上半身のみ、宝相華唐草の光背は奈良国立博物館に寄託中)
国宝の十一面観音像を持つ聖林寺にて

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テーマ : 神社仏閣
ジャンル : 学問・文化・芸術

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