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綾部の文化財

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り

綾部市制施行60周年記念として綾部市総合文化祭に初めて参加した「綾部の文化財ミニ・シアター」では3日間にわたり、合計8ケのイベントプログラムを組みました。
最初のイベントは、11月2日(火)10:30分~行われ、ゲストとして綾部市議会議長に再度選ばれご多忙な木下芳信氏(綾部の文化財を守る会常任幹事)をお招きしました。

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
市民センター中央廊下の手前が展示会場、奥がシアター会場に設営した会場全景です。
写真提供は為廣英隆理事(楞厳寺副住職)よりご投稿いただきました

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
9時からの総合文化祭開会式がすみ。10時頃から賑わいかけた展示会場

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
ゲストの木下芳信氏を演壇に招き、歓迎の言葉を述べたあと

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
6年前の平成16年11月30日に行われた「綾部の文化財を守る会創立35周年記念式典」の記録HPを紹介しました。記念事業として「ホームページ:綾部の文化財」が公開され、式典ロビーでお披露目展示、式典でスライドを用い、お披露目映写を行った記録

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
功労者表彰のあと、当時も綾部市議会議長であった木下芳信氏の祝辞の写真

つづいて本題の「京都府指定無形文化財・芸能祭礼:島萬神社の太鼓踊りと太刀振り」に入り
綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
HP:綾部の文化財より島萬神社のページを紹介

嶋万神社の太刀振(オンヤ-)・太鼓踊(テンテコテン)
社伝に天平八年、疱瘡(ほうそう)が流行し、翌年(737)疫病平癒祈願のために本社を勧請(かんじょう)したとしている。現在も安産病気平癒の神として崇敬されている。祭礼は十月十日に行われ、氏子中から太刀振と太鼓踊が奉納される。
これらは中世末期に流行した風流踊を伝えるものであって、昭和六十年京都府の無形民族文化財に登録されている。 平成6年3月 綾部市教育委員会

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
このHPの最下部に転載したのは「綾部青年会議所が発刊した丹の国・綾部のフォトグラフィ イン あやべ」の写真です。私が初めてこの祭りのことを知った写真です。中央の「嶋万神社てんてこ舞」とあるのは「太刀振り」の間違いです。JC時代を通じ、お家元の千宗室さんなどと交流の深かった風流人の故塩見清毅さんの好みで、「第6番しのびおどり」の歌詞も収録されています。

六番 忍び踊り
ヤア 忍びおどりを ひとおどり ひとおどり
ヤア おれをしのばば 上野の道に お待ちやれ ヘヘヘ
もしかもたそと人とはば ハハ 鶯とると答えさしょ
ホホホ とろとろと ホホオ-
けさの朝露 一度は落ち合うて寄るものに  中略
己れを忍ばば 茶園の中に お待ちやれ ヘヘヘ
もしかもたそと人とはば ハハ 新茶をとると答えさしょ ホホホ
とろ ~と ホホ オ-
けさの朝露 一度は落ち合うて寄るものに
己れを忍ばば 小藪の中にお待ちやれ ヘヘヘ
若しかもたそと人問はば ハハ 後略

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
太刀振り(オンヤー)太鼓踊り(テンテコテン)のホームページを紹介
拝殿を舞台にして向って右側で太刀振、左側で太鼓踊を演じる決まりで、同時に開始して同時に終るのがしきたりとなっている

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
太刀振は振物またはオンヤーとよばれ、二人一組が棒や刀・長刀で打合う。露払・妻隠し・小太刀・野太刀・小長刀・大長刀の6種がある。年少者が担当する露払から青年が担当する大長刀まで年齢階梯的な仕組みで演じられ、技も後者ほど激しく難しくなる。
・太刀振(オンヤー):太刀で疫病を振り払い、厄除けや雨乞いの意味が込められているとされています。

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
太鼓踊は真発意1人を中心に親発意1人・子発意2人の4人で構成された風流踊。真発意と音頭は大人がつとめるが、親発意・子発意は少年少女の役とされる。中世末期から近世初期にかけて流行した芸能を伝える代表的な例として貴重である
こちらも長者踊り・霞踊り・具足踊り・綾のおどり・忍び躍りなど13番中の6番が、素晴らしい音頭・掛け声と共に演じられる
・太鼓踊(テンテコテン):主に男女の恋愛感情を表現し、地域や子孫繁栄の願いが込められているとされています。

綾のおどり
前略 明神星は七つに下がる 出てから起きいで 綾おらしよ ~
大事にかけて織りそろう綾を たそとや背戸のねずなきを ~
ねずなきすると 大事もなやの一間へおりて お目にかけよう ~
柳の下に水汲む女子 足白手白 眉黒目黒 あれこそ人の殿とれよ 殿とれよ
柳の葉より せまいことおしやる そなたの殿ごは とるまいに ~
綾の踊りは これまでそろう おどりの姫は 皆つぼみ 皆つぼみ-
 ザンザラザン ニア ザン

綾部の文化財ミニ・シアター1 嶋万神社の太鼓踊りと太刀振り
全員での記念撮影・宮司さんの左が神社総代の木下芳信氏

つづいて提供をしていただいた嶋万神社無形文化財保存会の木下芳信氏より詳しいガイドを聞きながら「島萬神社の芸能祭礼」のビデオを観賞しました。
ビデオ名:京都府指定無形民俗文化財
    「島万神社の太鼓踊と太刀振 ~記録編~」
 祭礼の記録:21分・太鼓踊編:61分・太刀振編:59分
 企画:嶋万神社無形文化財保存会 (記録編・資料編・教材編の計5枚組)
 製作:株式会社CNインターボイス


最後に綾部の文化財を守る会会長:村上高一氏より謝辞を申し述べました。

島萬神社の芸能祭礼について詳しいことは、こちらの会報:綾部の文化財シリーズ(宮司:渋谷計二氏)の記事をご覧ください

テーマ : 歴史大好き!
ジャンル : 学問・文化・芸術

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